分配金の再投資とは?受取型との違いやメリットを解説
運用するロボアドバイザーによって、運用時に発生した分配金をそのまま再投資に回すか、都度受け取るかを決めることができます。
投資を始めて間もない方は、どっちがいいのか、そもそも分配金とはなんなのかということがあると思いますので、再投資、受取型について解説致します。
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資産運用における分配金とは
ロボアドバイザーを利用すると、分配金という項目もあるのでよく目にする機会があると思います。投資先に株式が組み込まれているので、企業から株主に支払われる配当金があり、その配当金を定期的に分配金としてもらうことができるのです。
つまり、保有していたことによって貰うことができるお金のことです。
再投資か受取かどちらがいいのか
ロボアドバイザーによっては、分配金をそのまま投資に回すのか、分配金が支払われたタイミングでそのまま貰うのか選ぶことができます。
それぞれメリットをご紹介致しますので、ご自身のライフプランに合わせた決定をするのが正解と言えます。
再投資のメリット
再投資によりメリットは下記2点です。
分配金が新しくリターンを発生させる
分配金をそのまま投資に回すことで、運用資産が拡大してより大きいリターンを生むことができ、これは複利と呼ばれています。
複利はよくニワトリの表現をされており、原本のニワトリ、分配金を卵とすると、原本は卵を産み続け、卵も金額が増えてくると、そこからまた卵が産まれるので、資産の増加サイクルを加速させてくるのです。
自動で行われるので手間がかからない
ロボアドバイザーには自動再投資が採用されているので、分配金も自動的に運用してくれます。新たに投資先を決定するなど、手間は一切かからず、最適な投資に充ててくれます。
受取型のメリット現金を受け取ることができる
受取型は分配金が支払われるたびに、現金を受け取れるメリットがあります。
お金の必要なライフイベントが控えているときには、受取型にしておくことで一つの収入源として利用することができます。
分配金の注意点
投信信託によっては、分配金が原本を崩して支払われることがあります。運用利益が分配金を下回った場合に起こることがあるので、分配金のレポートなどを確認しておくようにしましょう。