ロボットアドバイザーのリバランスについて解説
投資を始めてみると、知らない専門用語があれこれ出てくるので逐一調べていると大変ですよね。
リバランスも投資における専門用語の一つですが、ロボアドバイザー選びにおいて、とても大切な機能です。
この記事ではリバランスとは、メリットや必要性について解説致します。
Contents
リバランスとは
リバランスとは崩れてしまった資産配分、ポートフィリオを当初の配分に戻すことを指します。
具体的に例を出してご説明します。
「国内株25%、海外株25%、国内債券25%、海外債券25%」という配分で運用を開始したところ、価格変動によって「国内株40%、海外株40%、国内債券10%、海外債券10%」といった資産価値になってしまいました。
当初のポートフィリオとはかけ離れているので、値上がりした資産を売却し、値下がりした資産を買い付けて配分を「国内株25%、海外株25%、国内債券25%、海外債券25%」に戻すことがリバランスです。
リバランスをすることのメリット、必要性
リバランスのメリットについては、下記2点です。
リスクの低下させる
リバランスを行わないでそのまま放置にしておくと、値上がりした資産の全体における比率が高くなっていきます。
つまり資産構成のバランスが悪くなっていき、リスクが高まってしまうのです。
結果的にリターンが大きくなることも考えられますが、リバランスを行うことによって、リスクを分散させることができるのです。
資産配分、ポートフィリオを最適化できる
リバランスをすることで、当初のポートフィリオに沿った構成に最適化することができます。
長期投資において若干のずれは、結果を大きく変化させてしまう要素なので、ポートフィリオ通りに再構築することは資産運用における大切な作業なのです。
リバランスはロボアドバイザーが自動で行ってくれる
本来リバランスは自分で行わなければならない作業です。
とても時間がかかる作業ですが、ロボアドバイザーで運用している場合は自動的にやってくれるのでロボアド運用の大きなメリットです。
リバランスの頻度はそれぞれ
ロボアドバイザーは、自動的にリバランスをしてくれますが、サービスによって頻度は違います。
リバランス時期が決まっているサービス、自身でリバランス日程を決めるサービスそれぞれなので、あらかじめ確認しておきましょう。